
南浦和徒歩10分の1Kアパート
利回りは約10%
なかなか年期の入ったアパートだ。
契約時には1部屋空いていたが決済前になんとか満室

購入したアパートの概要と実際の収支
価格3,820万 1K 8部屋 319,000円/月
南浦和駅徒歩10分 平成2年2月築
土地99.23㎡ 4m道路に8.71m接道
土地実勢価格29.95坪×110~120万=3300万~3600万
ローン:3,000万円 返済:15年 金利:1.8%
返済額:191,228円/月 内金利:~45,000円
キャッシュフロー:127,772円/月
表面利回りが10%あるものの、15年返済がかなり厳しい条件の為、厳しい経営には違いない。
ただ、僕自身、貯金が出来ない人なので、そういう方には
(収入-金利)=319,000-45,000=274,000円
の貯金が毎月できると考えたらかなり大きい額と言えるかもしれない。
今回、返済期間のMAXが15年で3000万円の借入でしたので机上の計算でしかありませんが、下記同規模のアパートを買った時の返済額を高速に計算できるよう表にまとめてみました。
注目したい所は【黄色のCF】と【3400万20年CF】を比べても258,050円キャッシュフローが増える事になります。
400万円は個人として決して少なくない金額ですが、
返済期間を5年増やすだけで返済にCFがプラスになります。
借入額と借入期間を長くするか、銀行と交渉することがいかに大切かが分かります。
アパートのけあげ(階段の側面)が錆でボロボロ。
これを放置すると階段が崩れる恐れがあります。
こちらはアパートの決済が終わった瞬間に工事の手配をしました。
私が今回購入したアパートの判断はどこを見たのかというお話です。
不動産購入の指標には
・実勢価格、路線価、公示価格など
・土地面積、建物面積、間取り...
・築年月日、間取り、建物修繕履歴
・現行賃料-市場の賃料との乖離
シュミレーション
・空室損益、営業経費(Opex)、営業純利益(NOI)
・税引前手取(BTCF)、自己資金利回り(CCR)
などなど。
投資用不動産購入の指標は様々あります。
ただ、これらすべての資料を入手し、それぞれ検討していると、他の投資家やプロたちにスピードで負けてしまいます。
私が今回見つけた媒体はレインズだったので、判断にはスピードが必要でした。
その際に私が見た情報は5つのみです。
・販売図面の内容
※①価格、②レントロール、③土地面積、④接道の長さ
・⑤土地の実勢価格
この5つで購入を不動産業者に購入の打診をしました。
購入の打診をしたすぐに不動産物件を見に行って現地から電話。
(時間稼ぎ的な長電話)
戻り次第、買付証をFAX。この間30分。
これで一番手の申し込みを取ることができました。
その後は他の投資家たちの値上げ交渉が入ってきましたが、それも織り込み済み。
自分が「いかに現金を持っているか」や「銀行との取引きがいくつもあり、融資に問題ないこと」をアピール。
売り上げ上交渉は相手にしないようにと、茶々入れを未然に防止。
こうして私はアパートを買うことができましたが、 私が見ていた指標は5つくらいしかありません。
逆に言うとこれ以上の情報を入れてもスピードで負けてしまうことを考えると普段のストック(勉強)がいかに大切かということが分かると思います。
逆に言うとこれ以上の情報を入れてもスピードで負けてしまうことを考えると普段のストック(勉強)がいかに大切かということが分かると思います。