外壁塗装を行うタイミングは10年が目安と言われています。
太陽の光が強く当たったり、日陰になってカビや藻が生えてしまったり。
時期については周辺状況や立地などで大きく変わってきます。
しかし、10年に一度とは言え、100万円を超えてくる工事になるので、
出来れば後回しにしたいところ。
悪質な業者によってはまだやらなくてもいいタイミングで
工事を進めてくる場合もあります。
そこで外壁塗装をまだ行わなくても大丈夫かを簡単なセルフチェックで
ご判断頂けたらと思います。

※解体する場合は無理に工事する必要はありません。
更地売却や建替えの予定があれば計画的に工事する必要があります。
⇒解体費用も2022年4月の法律改正で申請費と解体費用が大幅にアップしています。
外壁塗装を怠った時のデメリット

①構造躯体にダメージを与える
日本は地震大国ですから、梁や柱にダメージが蓄積されると耐震性も当然落ちてしまいます。
②断熱材が湿ってしまって性能が落ちてしまう
断熱材にはロックウール、グラスウールが使用されていることが多いですが、
これが雨漏りなどで一度水を吸ってしまうとほとんど乾くことがありません。
その結果、柱や土台に水が滴って腐食やカビが発生する場合があります。
断熱性能も水分を含んだ自重でずり落ちてしまい、隙間から熱が逃げてしまう為、
著しく落ちてしまいます。
③室内壁紙にカビが発生してしまう
壁や天井裏などで一度カビが発生してしまうと、その除去はとても大変です。
アレルギー性鼻炎や肺炎を催す場合もあります。
④室内の天井が腐って落ちてしまう
天井は石膏ボードが張られており、その下にクロスを張ることが一般的です。
そのボードが水を含むとぐちゃぐちゃになって天井が落ちてくることがあります。
補修費用もそうですが、地震などの衝撃で屋根が落っこちてきた場合、
避難なども困難になることもあります。
破風や軒天に穴が開いてしまった場合、虫や害獣が侵入することがあります。
コウモリやハクビシン、ねずみ、蜂の巣などが侵入して
駆除するのにも多大な費用がかかります。
また屋根裏や壁などで死んだりして、虫が湧いたり、異臭が発生します。

割れ窓理論というアメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングが考案した理論があります。
治安が悪化するまでに
①窓が壊れているのを放置すると「誰も当該地域に対し関心を払っていない」
というサインとなり、犯罪を起こしやすい環境を作り出す。
②ゴミのポイ捨てなどの軽犯罪が起きるようになる。
③住民のモラルが低下して、地域の振興、安全確保に協力しなくなる。
それがさらに環境を悪化させる。
④凶悪犯罪を含めた犯罪が多発するようになる。
したがって、治安を回復させるには、
・軽微な秩序違反行為でも取り締まる(ごみはきちんと分類して捨てるなど)
・警察職員による徒歩パトロールや交通違反の取り締まりを強化する
・地域社会は警察職員に協力し、秩序の維持に努力する
などを行えばよいという理論です。
建物の見栄えが悪くなれば近隣住民からの目が痛くなるという事もよく聞きますが、
一つの町、一つの区画を考えたときも治安が悪くなったりもします。

☆ディズニーランドと割れ窓理論
ディズニーランドでは小さなキズを残さず汚れがあれば徹底的に綺麗にする、というものがあります。ゴミが落ちていると少しくらい自分もポイ捨てしても問題ないだろうと考えてしまいます。
しかし、ゴミが一切無い落ちていないことで落としてはならない、という真理になるのです。 そうすることで来客のマナー向上に繋がり、自然と快適なレジャー施設となるのです。
外壁塗装工事の施工手順
※参考 ①アクリル ②シリコン ③ラジカル ④フッ素 ⑤光触媒塗料 ⑥無機塗料
の順により耐候性は高くなります。
最後にお客様と現地確認をさせて頂き、指摘事項を改修して完了となります。

リフォームローンを利用する
外壁塗装は屋根まで含めると100万円を超えてきます。
そこでリフォームローンが各金融機関ごとに用意されているので
メリット・デメリットを簡単に解説します。
①手元に資金がなくても工事が依頼できる
②足場を組んだ時に必要な工事がすべてできる
③貯金を残して工事が出来る
外壁塗装の費用をすぐに捻出するのはなかなか難しいことです。外壁の劣化が分かってから工事をする為にお金を貯めようとしても酷くなるまで間に合わなかったりするでしょう。
その場合外壁塗装を断念して後々、費用が莫大にかかってしまったり、破風(はふ)、軒天(のきてん)、雨樋(あまどい)などの工事をしないで費用を抑えようとして、二回塗替えをして倍の金額がかかってしまう事もあります。
現金一括で塗装費用をまかなう場合でもローンを組む事で手元にお金を残していざという時の貯金にする事も出来ます。お金がないという状態は、やはり不安に思われる方も多いと思います。特に大病を患ってしまったり、子供の進学費用なども不安なものです。
そんな思いもローンを使うことで手元に資金を残すことが出来るので不安も解消することが出来ます。
① 金利がかかる
② 諸経費がかかる
③ 返済計画を慎重に考える必要がある
ローンを組むと当然金利が発生しますので総支払額も大きく増えてしまいます。
一般的に100万円の工事で金利2%、10年のローンを組むと月々の返済額は9,201円、総支払額は1,104,161円となり、余分に104,161円負担する事になります。
また、金融機関に支払う手数料もかかってくる事になります。
事務手数料:33,000円
保証料:8,544円(10年間100万円あたり)
契約書印紙代:400円
※埼玉りそな銀行の場合
住宅の維持には外壁塗装以外にも突然の雨漏りや水漏れなど様々な事故があります。職種や収入額によってもシュミレーションは大きく変わってきますので、それぞれの人にあった返済計画を組む必要があります。
結論として、十分に積立が出来ているならローンは組まない方が良いですが、
無理をして現金で支払う事も不安だと思いますので、プロに相談すると良いと思います。
太陽の光が強く当たったり、日陰になってカビや藻が生えてしまったり。
時期については周辺状況や立地などで大きく変わってきます。
しかし、10年に一度とは言え、100万円を超えてくる工事になるので、
出来れば後回しにしたいところ。
悪質な業者によってはまだやらなくてもいいタイミングで
工事を進めてくる場合もあります。
そこで外壁塗装をまだ行わなくても大丈夫かを簡単なセルフチェックで
ご判断頂けたらと思います。


※解体する場合は無理に工事する必要はありません。
更地売却や建替えの予定があれば計画的に工事する必要があります。
⇒解体費用も2022年4月の法律改正で申請費と解体費用が大幅にアップしています。
雨漏りによる被害

①構造躯体にダメージを与える
日本は地震大国ですから、梁や柱にダメージが蓄積されると耐震性も当然落ちてしまいます。
②断熱材が湿ってしまって性能が落ちてしまう
断熱材にはロックウール、グラスウールが使用されていることが多いですが、
これが雨漏りなどで一度水を吸ってしまうとほとんど乾くことがありません。
その結果、柱や土台に水が滴って腐食やカビが発生する場合があります。
断熱性能も水分を含んだ自重でずり落ちてしまい、隙間から熱が逃げてしまう為、
著しく落ちてしまいます。
③室内壁紙にカビが発生してしまう
壁や天井裏などで一度カビが発生してしまうと、その除去はとても大変です。
アレルギー性鼻炎や肺炎を催す場合もあります。
④室内の天井が腐って落ちてしまう
天井は石膏ボードが張られており、その下にクロスを張ることが一般的です。
そのボードが水を含むとぐちゃぐちゃになって天井が落ちてくることがあります。
補修費用もそうですが、地震などの衝撃で屋根が落っこちてきた場合、
避難なども困難になることもあります。
害虫の侵入
破風や軒天に穴が開いてしまった場合、虫や害獣が侵入することがあります。
コウモリやハクビシン、ねずみ、蜂の巣などが侵入して
駆除するのにも多大な費用がかかります。
また屋根裏や壁などで死んだりして、虫が湧いたり、異臭が発生します。
建物の見栄えが悪くなる

割れ窓理論というアメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングが考案した理論があります。
治安が悪化するまでに
①窓が壊れているのを放置すると「誰も当該地域に対し関心を払っていない」
というサインとなり、犯罪を起こしやすい環境を作り出す。
②ゴミのポイ捨てなどの軽犯罪が起きるようになる。
③住民のモラルが低下して、地域の振興、安全確保に協力しなくなる。
それがさらに環境を悪化させる。
④凶悪犯罪を含めた犯罪が多発するようになる。
したがって、治安を回復させるには、
・軽微な秩序違反行為でも取り締まる(ごみはきちんと分類して捨てるなど)
・警察職員による徒歩パトロールや交通違反の取り締まりを強化する
・地域社会は警察職員に協力し、秩序の維持に努力する
などを行えばよいという理論です。
建物の見栄えが悪くなれば近隣住民からの目が痛くなるという事もよく聞きますが、
一つの町、一つの区画を考えたときも治安が悪くなったりもします。

☆ディズニーランドと割れ窓理論
ディズニーランドでは小さなキズを残さず汚れがあれば徹底的に綺麗にする、というものがあります。ゴミが落ちていると少しくらい自分もポイ捨てしても問題ないだろうと考えてしまいます。
しかし、ゴミが一切無い落ちていないことで落としてはならない、という真理になるのです。 そうすることで来客のマナー向上に繋がり、自然と快適なレジャー施設となるのです。
①仮設足場組立

足場を設置しないで塗装ができないか?とよく聞かれますが、工事を安全に行うことはもちろん、
汚れなどをしっかりと落として、将来雨漏りリスクの高く、施工がやりにくい部分等を均等に塗り替えてあげる事が大切です。
現在では2mを超える高所作業については足場を組まずに塗替え工事をする場合、法令違反となるケースもあります。
現在では2mを超える高所作業については足場を組まずに塗替え工事をする場合、法令違反となるケースもあります。
②下地処理

汚れの上から塗装をすると塗料がすぐに剥がれてしまいます。ホコリや劣化した古い塗料、コケ、ゴミ汚れをしっかり高圧洗浄して、塗料がしっかり癒着するような下地を作ってから塗装を行います。『手抜き工事』と言われる部分で多いのがこの下地処理です。見えない部分だからこそしっかり時間をかけて丁寧に工事する事が重要です。
③クラック・コーキング処理

サイディングのつなぎ目や窓枠のコーキングは一番雨漏りリスクが高い箇所になります。コーキングは経年劣化で徐々に硬くなり、ヒビが入ってそこから雨水が浸入するのです。施工時には劣化したコーリングを丁寧に剥がし、新しく打ち替えます。
外壁にヒビ割れがあった場合は塗装の前にコーキング処理を行います。
外壁にヒビ割れがあった場合は塗装の前にコーキング処理を行います。
④下塗り:シーラー塗り

外壁と塗料がしっかりとくっつく様にする為、塗装前にシーラーを塗ります。素材はやわらかい材質で外壁が地震などで動いても対応できる塗料です。
⑤中塗り・上塗り
外壁塗装は中塗りと上塗りの二回行います。一回で塗る場合、塗料が長持ちしない為です。こちらの塗料については様々な種類があり、弊社では耐久性と価格のバランスが最もとれている
高質ウレタン樹脂系の塗料を使っています。
コーキングとの劣化速度も同じくらいなので、次の塗装も足場を組んで同時に行える為、こちらを使用しています。
コーキングとの劣化速度も同じくらいなので、次の塗装も足場を組んで同時に行える為、こちらを使用しています。
の順により耐候性は高くなります。
⑥屋根塗装

外壁と同じように下塗り・中塗り・上塗りを行います。雨漏り対策として最も大事な部分になりますので、下地処理と塗装は外壁よりも丁寧に施工する必要があります。
⑦破風板、軒天、樋などの塗替え
上塗りの後は軒天や樋、破風を塗装します。 これらは雨水の影響をもっとも受けやすいところなので、専用の塗料や正しい施工方法で丁寧に施工します。
次に養生をはがしていき、塗料のはみ出しや垂れた部分を確認しながら手直しをして、それが終わったら丁寧に清掃を行います。そして外壁や建物を傷つけないように丁寧に足場をばらして工事完了です。
次に養生をはがしていき、塗料のはみ出しや垂れた部分を確認しながら手直しをして、それが終わったら丁寧に清掃を行います。そして外壁や建物を傷つけないように丁寧に足場をばらして工事完了です。
最後にお客様と現地確認をさせて頂き、指摘事項を改修して完了となります。

外壁塗装は屋根まで含めると100万円を超えてきます。
そこでリフォームローンが各金融機関ごとに用意されているので
メリット・デメリットを簡単に解説します。
メリット
①手元に資金がなくても工事が依頼できる
②足場を組んだ時に必要な工事がすべてできる
③貯金を残して工事が出来る
外壁塗装の費用をすぐに捻出するのはなかなか難しいことです。外壁の劣化が分かってから工事をする為にお金を貯めようとしても酷くなるまで間に合わなかったりするでしょう。
その場合外壁塗装を断念して後々、費用が莫大にかかってしまったり、破風(はふ)、軒天(のきてん)、雨樋(あまどい)などの工事をしないで費用を抑えようとして、二回塗替えをして倍の金額がかかってしまう事もあります。
現金一括で塗装費用をまかなう場合でもローンを組む事で手元にお金を残していざという時の貯金にする事も出来ます。お金がないという状態は、やはり不安に思われる方も多いと思います。特に大病を患ってしまったり、子供の進学費用なども不安なものです。
そんな思いもローンを使うことで手元に資金を残すことが出来るので不安も解消することが出来ます。
デメリット
① 金利がかかる
② 諸経費がかかる
③ 返済計画を慎重に考える必要がある
ローンを組むと当然金利が発生しますので総支払額も大きく増えてしまいます。
一般的に100万円の工事で金利2%、10年のローンを組むと月々の返済額は9,201円、総支払額は1,104,161円となり、余分に104,161円負担する事になります。
また、金融機関に支払う手数料もかかってくる事になります。
事務手数料:33,000円
保証料:8,544円(10年間100万円あたり)
契約書印紙代:400円
※埼玉りそな銀行の場合
住宅の維持には外壁塗装以外にも突然の雨漏りや水漏れなど様々な事故があります。職種や収入額によってもシュミレーションは大きく変わってきますので、それぞれの人にあった返済計画を組む必要があります。
結論として、十分に積立が出来ているならローンは組まない方が良いですが、
無理をして現金で支払う事も不安だと思いますので、プロに相談すると良いと思います。
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